便利だが使い方に注意したいフリーサイズ

一般的にスポーツウェアやTシャツなどはS・M・Lなどのサイズが記されており、自分の体型などに合わせて選ぶことが多いと思います。しかし普段着る衣類の中にはこうした大きさのサイズ表記ではなく「フリーサイズ」もしくは「フリー」という表記も見られます。フリーサイズは、体型や性別などを気にせず比較的誰でも着たり身に付けたりできるもので、汎用性が高いことから利用者も多くいます。ただしすべての面で都合が良いわけでなく、ある程度使い途を決めておいて利用したほうが良いでしょう。

家族で着回しする時など重宝する場合も多い

フリーサイズと言ってもある程度のサイズ幅があります。おおまかにはS〜Lの間で、極端に身長が高い人や低い人、極端に太っている人はさすがに着ることが難しいかも知れません。ニット系など伸縮性の高い素材を使っている場合が多く、やや大きめの人でもぴったり着ることができます。反対に小さめの人にはゆったり感があり、体を締め付けつけるタイプの衣類が苦手の人にはちょうど良いかも知れません。また子どもが多い家庭には、年が離れた兄弟同士で着回しができるメリットもあります。スポーツ・シーンでは、翌日のゴルフコンペが雨の場合、慌てて友人からレインコートを借りることも珍しくありません。レインコートもフリーサイズが多く、貸し借りに便利なアイテムです。

 

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本格的スポーツには不向きとする考えも

こうしたメリットがあるフリーサイズですが、本格的なスポーツには不向きとする考えもあるようです。スポーツウェアは本来、その人の体型やスポーツ特性に合ったものが望ましいため、着用した時にゆったりしていたり、きつくなったりするとプレーに支障が出ることもあります。たとえ体にフィットしてもすぐに破れたり、動きを妨げるような素材では困ります。吸水性や撥水性、耐摩擦性など実際のスポーツに適合していないとプレーそのものだけでなく、プレイヤーの安全にも関わってきます。やはり本格的なスポーツをする場合は、適切なサイズのウェアを身につけたほうが無難です。

Free sizeは和製英語

フリーサイズというのは元々和製英語で、英語圏の国の言葉にはありません。日本語のフリーサイズに該当する言葉はone-size-fits-allとなります。ですから海外の選手に「Free size」と言っても理解してもらえないでしょう。便利でもあり不便でもあるフリーサイズのウェアは使い方に注意したいものです。