スコアボードは特大サイズの情報ボード

プロ野球の野球場のバックスクリーンには大型のスコアボードが設置され、試合の途中経過や結果、選手の打順などが示されます。最近ではスコアボードの両端に特大サイズのビジョンをも設置して、試合に関する情報だけでなく、スターティングラインアップを顔写真入りで紹介したり、プレーのスロー再生をしたりするなど、試合を通していろいろな用途で利用されています。

試合を盛り上げるさまざまな演出

スコアボードにLEDが使われるようになってから、さまざまな演出効果が可能になりました。ホームランが出た時やピッチャーが三振を取った時、7回のラッキー7の攻撃時にはそれぞれ工夫を凝らしたアニメーションが流れ、試合を盛り上げます。福岡ソフトバンクホークスの本拠地である福岡ヤフードームには、世界最大級の「新ホークスビジョン」と呼ばれる5面構成の超大型ビジョンが設置されており、中日ドラゴンズの本拠地・ナゴヤドームに設置されている横幅106.56mの「106ビジョン」は、セ・リーグ本拠地としては最大サイズです。

多彩な情報内容を提供

スコアボードは観客席への情報ボードとして、試合のスコアと選手のオーダー、審判名、カウント、時刻が表示される程度ですが、最近は情報内容も充実し、ピッチャーの球速や投球数、バッターの打率やホームラン数などさまざまなデータも表示、他球場の経過や結果、翌日の先発予告なども伝え、野球観戦をより面白くしています。2018年からはルール変更で、監督のリクエストによるリプレー検証も可能になりました。その再生画像をこうした大型ビジョンで映し出すこともできます。その他にチケット販売の予定や企業広告はもちろん、延長戦などで深夜近くにまで試合が長引くと最寄り駅の電車の時刻を表示する場合もあります。

音楽コンサートではライブ感を伝える

野球場は収容人数が大きいことから、音楽コンサートや各種イベントに多く利用されます。特にドーム球場は天候を気にせずに開催できるため、コンサート会場としての利用も目立ちます。音楽コンサートでは、フィールドに設けられたステージと観客席が離れているため、ビッグサイズのビジョンを使ってアーチストのパフォーマンスや表情を映し出すことによって、音響とともにライブ感を演出します。

スコアボードの役割は多種多様

今やスコアボードは野球の試合だけでなく、さまざまな情報を伝える情報ボードとなっています。さらに動画やアニメーションを流す特大サイズのビジョンが増設され、マルチスクリーンとして情報の伝え方も多彩になっています。今後も情報内容や伝達方法はさらに充実し、野球場を訪れたファンを楽しませてくれることでしょう。

 

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